クールジャパンは、日本人だけのものではない

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先日、NHKの「クールジャパン・かっこいい日本」を見た。

この番組については、私のブログ(http://keisenassociates.com/taroyaguchi/2013/04/17/nhk-2/
でも過去に触れている。

断わっておくが、基本的に私はこの番組が好きだ。いろいろ考えさせられるからだ。日本に在住の外人が集められて、「日本の~がクール!」と日本をべた褒め・褒め殺させる番組。

今回飛行機の中で見たのは、日本の「折り畳む」文化がいかにクールかというものだった。当然、「折り紙」も出てきた。たしかに、折り紙は日本の文化ではある。しかし、「日本人だからできる」という決めつけはどうなのか。アメリカでやっているとすぐに分かるが、折り紙はすでに日本を超えている。折り紙本の豊富さは日本語のよりも英語本の方が数、質で上回る。そして、そのほとんどが日本人以外の方が著者。そして、折り紙愛好家は皆日本に敬意
を払って折り紙の普及に邁進している。

クールジャパンは、全て日本にあるわけではない。私のスタジオのスタッフを含め、海外で折り紙を普及させている多くのNon-Japaneseにももっと照明を当てるべきではないかと思う。