アメリカでの出版体験をレポートします(1)

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私は、これまで日本で3冊、アメリカで2冊の出版経験があります。

・日本   (1)アメリカ特許の実務(特許要件・中間処理の章を担当)/鈴江内外国特許事務所(当時)/社団法人発明協会
  (2)これだけは知っておきたい図解ビジネスモデル特許入門/矢口太郎, 日本能率協会総合研究所/実業之日本社
  (3)米国「最新」ビジネスモデル特許564―米国ビジネスモデル特許「705分類」の最新データ集/大森・矢口国際特許事務所(矢口太郎)、コンセプトデザイン研究所/実業之日本社

・アメリカ
  (1)Origami Cars, Trucks & Trains Kit/Taro Yaguchi/Tuttle Publishing
  (2)Origami 365/Taro Yaguchi, Masao Donohue/Race Point Publishing

今回、アメリカでまた新しい本を出版することになり、来週、ニューヨークで打ち合わせをすることになりました。

日本では、出版社から直接依頼されて出版することが多いと思います。しかし、アメリカでは、ほとんどの場合、リテララリーエージェント(著作権エージェント)という第三者の代理人が間に入って、自分の本を出版社に売り込んでくれたり、出版のための色々なアレンジをしてくれる仕組みになっています。

アメリカで出版するといっても、私の本を出してくれた会社はイギリスや香港にも拠点を持っていて、英語出版物として世界で流通することになります。日本語の本は日本でしか流通しないけど、英語の本なら日本を含めて全世界の人に読んでもらえるから、挑戦してみたいと思われる日本人も多いと思います。

しかし、日本で多少出版経験がある方でも、手厚いサポートで至れり尽くせりの日本の出版社と違って、アメリカでは著者が本当に自力で本を作り上げる必要があるなど、勝手の違いにかなり戸惑うことになります

そんなわけで、今後、今回の出版作業を通して、アメリカで出版する方法や仕組みについてレポートしていきたいと思います。

続き → アメリカでの出版体験をレポートします(2)

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