新作映画『Kubo and the Two Strings』全米公開先行試写会と公式記者会見に折り紙アーティストとして参加してきました

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

去る7月7日~8日、LAに行ってきました。

目的は、8月19日全米リリースの新作映画『Kubo and the Two Strings』のプレスイベントに参加するためです。

この映画は、日本が舞台のストップモーションアニメで、主人公の少年「kubo」が折り紙を操るという魔法使いという設定のものです。私が主宰するタローズ折り紙スタジオは、この映画のプロモーションに今年の初めから関わっており、 母の日に合わせてお母さんブロガーたちにプレゼントするためのバラのブーケを250本も用意したりしました。ブーケは、下の写真のようなもので、1つのブーケにいくつものバラと葉っぱが束ねられているものでしたのでかなりの人出が必要になり、ニューヨーク、サンフランシスコ、フィラデルフィアから、総勢40名もの人達が参加して作成しました。

そして、今回は、公開前の公式イベントで、会場を盛り上げる折り紙アーティストとしてLAに呼ばれました。うちのスタジオからはサンフランシスコのベンと私とで参加しました。

飛行機代、会場であるビバリーヒルズの超高級ホテル代は映画配給会社の負担という好待遇で、しかも、映画の公式会見プレスイベントなんて初めの参加なのでかなりドキドキしました。

イベントの前日は、関係者のみの試写会が行われましたが、見る前に禁止事項尊守義務契約にサインする等初めての体験で、特権的な扱いを楽しむことができました。映画の内容は言えませんが、折り紙と日本文化が本当に物語の中心的な役割を果たしているのを見てびっくりすると共に感動をしました。

日本ではこの映画の存在自体知られていないかもしれませんが、ヨーロッパとか香港とかオーストラリアではすでに公開が決まっているようです。日本を舞台とした大型ハリウッド映画に、日本人の折り紙作家として参加することができたのは貴重な経験でした。

日本文化は日本人が思っている以上に尊敬されていいます。日本は、下手に武力を強化するのではなく、むしろ、文化という平和手段を武器に世界に貢献していくのが正しい道であると強く思う次第でした。

あらすじ(最新版)

ライカスタジオがお送りする幻想的な日本を舞台にした冒険絵巻の誕生。聡明で心優しいクボ(アート・パーキンソン)は海辺の町で吟遊詩人として慎ましい生活を送っていた。しかし彼が不意にも敵討ちを求める祖先の霊を召喚してしまったことで、静かな生活は終わり、戦いの旅にでることになる。クボは猿(シャーリーズ・セロン)とカブトムシ(マシュー・マコノヒー)を旅のお供とし、家族のため、そして世界で最も偉大な侍だったクボの父親の死の真相のために、血湧き肉躍る冒険へと旅立っていく。魔法の楽器である「三味線」を携え、 出世の秘密を知るため、家族の結束のため、そして英雄としての務めを果たすために、執念深き月王(ムーン・キング/レイフ・ファインズ)や悪の双子姉妹(ルーニー・マーラ)たちと戦い繰り広げるのだった。

映画ジャーナル<ビーグルザムービー>より引用)

登場キャラクターのぬぐるみと記念撮影

実際に映画の撮影に使われたパペット。ストップモーション用なので顔などが取り外し可能で表情が変えられるようになっている。

サンフランシスコのベンは、複雑折紙を展示。

私は大型折り紙を現地で作成
キャラクターと折り紙の記念撮影

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする