アメリカン航空マイレージ会員のマイレージ・マイライフ!

 私は、以前はユナイテッド航空(スターアライアンス系)のマイレージ・最上級会員(1K)で、太平洋路線は主にユナイテッドでした。しかし、数年前にユナイテッドが破たんする少し前に(その後破たんしたわけですが)、特典の内容が貧しくなったりアップグレードが困難になるという状況になり、それを機にアメリカンにステータスマッチによりスライドしたのです。アメリカン航空はその際、プラチナとまではいきませんでしたが上級会員待遇で私を迎えてくれました。

 アメリカン航空は、米系では唯一破たんを経験していない会社であり、移籍後1年間は、マイル貯金と共に最上級待遇であるエクゼクティブ・プラチナになるための修行をさせられましたが、マイルがたまった後は、アップグレード、無料航空券の取りやすさ共に、破たん前のユナイテッドとは比較にならないほどスムーズであり、また、仮にエコノミーであっても、破たん前のユナイテッドや日系航空会社よりも快適なシート(特にテーブルにうつぶせ寝することができるシートピッチが大きい)や機材(777)により全く問題ない状況に満足しています。

 私のUS事務所の場所はフィラデルフィアで、USエアウェイズのハブであり、アメリカの他の都市に行くにはUSエアウェイズが圧倒的に有利です。USエアウェイズは、日本に飛んでいないので、以前は対象外でしたが、数年前に破たんした後、ユナイテッドと同じスターアライアンスになりました。したがって、現在の状況を考えるとスターアライアンス系となるかもしれません。実際、USエアは避けてとおれませんので、USエアのマイレージ会員では一応あります(ステータスマッチはやってません)。ただし、現在、国際線でユナイテッドを利用していないことを考えると、スターアライアンスと言うだけでメインの国際線航空会社ではないUSエアをメインにすることはちょっと無理があります。

 毎月日米往復する身からすると、マイレージ上級会員の特典は必須です。数年前にアカデミー賞にノミネートされた映画「マイレージマイライフ」でジョージクルーニー扮する主人公は、アメリカン航空のマイルを貯めることに生きがいを見出していました。私の場合、もちろんそれが生きがいではないですが、マイル数はその年の活動を表す指標でもあるので、落としたくありませんね(今のところ毎年15万マイルは飛んでます)。

 JALとの提携がどうなるかが不安でしたが、それも乗り越えたわけですし、アメリカン航空さん、これからもがんばってください!

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