皆さんこんにちは!
先月末に、米国シアトルで行われたINTA (International Trademark Association 国際商標協会)のの年次総会に参加してきました!
INTAとは?
INTAはInternationalという言葉が付いてますが、実は以前は米国商標協会USTAだったものが、マーケティングの一貫で、Internationalと名前を変えたものです。そのおかげか、近年では参加者が爆発的に増え、今年は全世界180か国以上からから11000人もの知財専門弁理士・弁護士が参加しました。
地元紙では20ミリオン会議!などという見出しで報じられていましたが、20ミリオンというと、日本円で22億円!すごい会議です。
名称変更後は、一応というか、海外でも開催されてるようになって、2年に一度はアジアや欧州のどこかで開催されます。海外で行われる場合は予算の関係で私たちは参加しませんが。。。
恵泉は、フィラデルフィアオフィスから米国弁護士と日本弁理士が参加
INTAに参加すると、複数の国にオフィスを有する事務所がかなり多いことに気付かれます。しかし、大抵はアフリカの複数国とか東南アジアの複数国とか、ある地域を包括しているのが多く、我々のようにトランスパシフィックをカバーしている、それも日系事務所というのはかなり珍しいと思います。
今回は、3名が参加し、ブースを開かせてもらいました。
ブースでは折り紙でおもてなし!
ブースでは得意の折り紙を提供して、訪問者に折ってもらいました!
参加の目的は、主にネットワーキング!
INTA年次総会では、各国の商標、不正競争、模倣品取締問題等に関する様々な講演、セミナーが開催されていますが、参加者の多くは、各国の特許事務所、法律事務所との打合せやネットワークの構築を目的として参加します。
INTAの参加料はかなり高いので、会議には参加せずに会議場の外に陣取っていいとこどりする参加者?も多いです。したがって、非公式には11000人をかなり超える数の専門家が集まっていると思います。
恵泉は、18年以上継続して参加していますが、今年は特に盛況だったように思いました。
今回の会議出席では色々な新しいアイデアも頂きました!来年はボストンです!
それでは今回はこの辺で!