最近、周りに高血圧の人が多くなってきました。心配で事務所で血圧計を購入しました。
高血圧を抑えるためには摂取塩分量を減らす必要があります。そして、塩分を取りすぎないようにするためには、できるだけ減塩の食品や食事を摂ることをこころがけなければなりません。
したがって、自然に食品を買うときにはひっくり返して裏側にある成分表をみることになります。
そこで、ん?ってなるのが、アメリカの成分表にある「Sodium」の記載。この「Sodium」は直訳して日本の「塩分」と同じ意味だと思ってました(が実は違った)。この記事では、アメリカの「Sodium」の意味について分かったことをレポートしたいと思います。
この記事の目次
アメリカの成分表にある「Sodium」は日本の成分表に示されている「塩分」と同じではない。
最近、色々調べる機会があって、アメリカの成分表にあるSodiumは塩分とは少し意味が違うことに気付きました。
ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
アメリカの方が食塩/ナトリウム摂取量の基準が厳しい!
日本の厚生労働省が公表している「日本人の食事摂取基準」2010年版では食塩摂取量の目標値が【男性で9g未満、女性で7.5g未満】とっなっています。これを上の式に当てはめると、男性の塩分9gは、Sodium(=ナトリウム)では3543mgとなります。
一般的なイメージではアメリカの方が健康基準が緩やかだと思いがちですが、塩分・ナトリウムに関してはアメリカの方が厳しいわけです。
しかし、アメリカの2400mgは塩分に直すと6gとなります。日本の基準でも最高9g(たったの9g!)、うかつに塩をガシガシ振りかけてはいけないことが良くわかります。
もっとも、塩を振りかけなくても、日本食は塩分の高いものが多いです。国民食のラーメンの塩分は1杯で6g!これだけでアメリカの1日の塩分摂取基準を越えます。
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ダイエットにおいては、脂肪/脂質と食塩/ナトリウムの管理が一番難しい
私はMyfitnessPalというアプリを使って食事のカロリーや摂取栄養成分を管理しています。
下はある日の、昼食終了時点での記録です。
ダイエットというと、摂取カロリー総量と炭水化物の量を気にする人が多いですが、一番気にしなければならないのは脂肪です。脂肪は、1g=9kカロリーと、炭水化物やたんぱく質の2倍のカロリーがあるから、当然としても、食塩/ナトリウムは盲点だと思います。
このように記録をしてみるとすぐにわかるのですが、食塩/ナトリウムの摂取量はすぐに上限を超えてしまいます(上記の記録だとあと158mg(食塩0.4gに相当)!)。
気を付けたいですね!