2015年9月30日に開催された京都コモンズ(http://www.kyoto-commons.jp/)の会員セミナーで講師をしてきました。ソフィノバベンチャーズの竹田悟朗氏とご一緒させていただきました。
- 一般講演1 「ソフィノバベンチャーズの投資戦略」
Fintech Global Capital Managing Partner
Sofinnova Ventures Venture Partner 竹田悟朗 - 一般講演2 「研究開発型知財パッケージ化・ポートフォリオ化による国際学/学連携を通した商業化の促進」
恵泉国際特許事務所 代表 弁理士 (日本・米国) 矢口太郎 - 会社紹介 日本写真印刷株式会社、サムコ株式会社
日本発の技術シーズを「国際学学連携」を通じて海外で商品化、特に侵襲性の高い革新的医療機器に関する発明を米国の大学・病院を通じて開発する場合について、米国クリーブランドクリニックの手法を例にとって説明しました。
ここでキーになるのは、大学内に設けられたPOCファンドです。日本の大学でも、学内ファンドを作るのがちょっとしたブームになっているようではありますが、まだお金を動かす状況ではないようですね。
今回の講演の内容は、私が過去にアメリカで行ったリサーチ内容に基づき、リスクの高い治療用機器の発明の商品化の場合、アメリカの学術機関と協力し、アメリカのエコシステムで行うオプションがあるのだというものでした。会員の皆さんに参考になったことを願うばかりです。
招いてくださった牧野センター長に感謝します。