毎月日米往復を続け、時差ぼけにならないコツ

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(2021年1月更新)
私は、折り紙だけをやっているわけではなく(本当はそうしたいが)、本業は日本と米国で資格を有する国際弁理士であり、過去、20年間、今回のコロナとかサーズとか地震の時を除き、毎月のように日米を往復している。正確にいうと毎月ではないが、年間12回往復しているので平均すれば毎月ということになる。

これを続けるのに最も大切なことは、時差ぼけの克服であると思っている。日本に行って、帰ってきて、アメリカで時差ぼけにならなければ出張成功、時差ぼけになれば出張失敗ということになる。

時差ぼけを防ぐために、私が長年を経て編み出した方法は、以下である。

(1)現地では夕方7時には必ず就寝する。
(2)街遊びや運動、会合は早朝にやる。
(3)出張は1週間以内にする。

(1)および(2)は、米国での就寝時間にできるだけ近づけるということである。私の場合、夜7時に寝て、真夜中1時に起き、そこから、運動をしたり、街で買い物や食事をする。東京の場合、24時間営業の書店、カフェ、ラーメン屋、すし屋があり、「朝に夜遊び」可能である。電車は動いていないが、タクシーを利用すればどこにでも行くことができる。遊んだ後は、ファミレスを活用すれば、米国オフィスとの仕事もはかどる。

また、食事も、午前2時に朝食、午前7時に昼食、午後1時に夕食という風にして、就寝直前には食べないようにするのも、健康管理の上で非常に有効であると思っている。したがって、どうしても夜のお付き合いができなくなるが、プライベートで会いたい人にはできる限りホテル等での朝食ミーティングをお願いするようにしている。ニューオータニ等の国際級ホテルは、他のビジネスホテル等と異なり、早朝6時から朝食開始となっているので便利である。なお、夕食のお付き合いができない結果、自然と不義理をしている知人が多くなるが、健康維持のためには仕方がないと思っている。

なお、出張中、1度ぐらいは少し就寝が遅くなっても、次の日ちゃんと7時前に就寝をすればカバーできるが、2回それをすると、米国に帰ってから確実に時差ぼけになる。

(3)は、1週間以上現地にいると、どうしても体が現地の時間に慣れてしまうからである。また、(1)、(2)を1週間続けていると、どうしても睡眠不足になり、どこかで爆睡が必要となる。このタイミングを、丁度、帰国便の機内に一致させれば、機中で爆睡でき、起きたときにはアメリカ時間で行動できる体にリセットされる。

成田発東海岸行きの場合、成田発の時間が丁度午後7時ぐらいに設定されているものが多いので、うまくいけば乗った瞬間に寝ることができ、起きたときにはアメリカ着1時間前ということも実現可能である。

反対に、1週間以上滞在し、この爆睡が日本滞在中に起きると、起きたときにはすっかり日本時間に体が慣れてしまうということになる。

上記(1)~(3)の実行に失敗したときにはどうなるかというと、アメリカに帰ってきてから1週間ぐらいは時差ぼけに苦しむことになる。皆が経験済みだと思うが、時差ボケは本当につらい。

歳をとるにつれてリカバリーが遅くなると思うので、出張中は周囲に流されず、(1)~(3)を徹底しなければならないと思っている。

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