2014年、今年の干支「馬」の折り紙の作成

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 毎年恒例の干支の動物の折り紙を、日本関係団体の新年会等への展示のために作成しました。その過程を公開します。

 私の作る作品の場合、望みの色を出すために、紙を染めるところから始めます。
 今回使った紙は大量生産のため、普通のコピー用紙。使った絵の具は、出したい風合いに応じて水彩、アクリルを使い分けます。また、必要に応じて、絵の具に添加剤(接着剤やメディウム)を加えます。絵の具染める場合、紙の厚さは薄めの方がいいかもしれません。

絵の具は、基本的に薄めに塗って、何度か重ね塗りして希望の濃さにします。折ったときに、色落ちするようであれば、表面にフィニッシャーやシーラーをぬっても良いと思います。

 また、今回の馬の場合、たてがみや尻尾の色を胴体の色と異ならせるので、部分的に色を塗り分けます。できたのは下のような用紙です。薄く折り目がついているのは、塗り分ける境界線を決めるためです。

 それで出来上がったのが、下の作品 。今回の作品は、1頭につき、正方形の用紙を2枚使って結合して作りました。また、足先は、別に用意した非常に小さい正方形の折紙で補強しています。基本的にはさみや糊を使わずに作れますが、今回の作品は、形を決めるために瞬間接着剤を使っています。ただし、はさみを使って切り込みを入れるなどはしてません。
 馬ごとに足の形を微妙に異ならせて、ギャロップしている感じを出そうとしてますが、いかがでしょうか。

 早速、1月5日に行われたフィラデルフィア日本人会のテーブルセンターピース(各テーブル1つづつ)として展示しました。それが下の写真です。本当は重箱の上に飾る予定でしたが、重箱が届かなかったため、お皿の上に載せてます。

 来週は、ニューヨークで行われる総領事館主催の祝賀会・賀詞名刺交換会で展示します。

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