昨日は、雪の中、ある大手銀行のコマーシャル作成のための撮影がありました。1ドル札折り紙が、1ドルのピン札から変形して行って、最後に作品になるという、そういう絵を撮るというアイデアです。
ものすごくオシャレな場所で、こういうクリエイティブな職業に携わっている人たちがいるんだなーと新鮮な驚きがありました。しかし、アシスタントなどと話をしてみると、一見そこらへんで遊んでそうなお兄ちゃんやおねえちゃんたちなんですが、コロンビアとか一流大学卒。考えてみれば、ニューヨークでこういう仕事って、世界中のクリエイターの憧れの仕事のはず、狭き門なんだろうなと思いました。
私の役はディレクターのイメージ通りになるように、折り紙を折っていくというもの。ほとんどすべてのステップの形の折り紙を用意したので、使用したピン札は100枚以上というものでした。また、ビハインドザシーンということで、私の折っている姿だけをとっているカメラマンもいました。
私の時給(結構高いです)や交通費、ホテル代に加え、こういう人たちの費用、場所代を考えると、すごくお金がかかっていると思います。いずれにしても、折り紙がこうやって注目され、お金をかけた撮影で、コマーシャルになっていく。これって間違いなくクールですよね。
今回撮影したメーキングは、下記の3つの作品です(写真は私が撮影したもの)。