毎年恒例の干支の動物の折り紙を、日本関係団体の新年会等への展示のために作成しました。その過程を公開します。
私の作る作品の場合、望みの色を出すために、紙を染めるところから始めます。
今回使った紙は大量生産のため、普通のコピー用紙。使った絵の具は、出したい風合いに応じて水彩、アクリルを使い分けます。また、必要に応じて、絵の具に添加剤(接着剤やメディウム)を加えます。絵の具染める場合、紙の厚さは薄めの方がいいかもしれません。
絵の具は、基本的に薄めに塗って、何度か重ね塗りして希望の濃さにします。折ったときに、色落ちするようであれば、表面にフィニッシャーやシーラーをぬっても良いと思います。
それで出来上がったのが、下の作品 。今回の作品は、1頭につき、正方形の用紙を2枚使って結合して作りました。また、足先は、別に用意した非常に小さい正方形の折紙で補強しています。基本的にはさみや糊を使わずに作れますが、今回の作品は、形を決めるために瞬間接着剤を使っています。ただし、はさみを使って切り込みを入れるなどはしてません。
馬ごとに足の形を微妙に異ならせて、ギャロップしている感じを出そうとしてますが、いかがでしょうか。
早速、1月5日に行われたフィラデルフィア日本人会のテーブルセンターピース(各テーブル1つづつ)として展示しました。それが下の写真です。本当は重箱の上に飾る予定でしたが、重箱が届かなかったため、お皿の上に載せてます。
来週は、ニューヨークで行われる総領事館主催の祝賀会・賀詞名刺交換会で展示します。