ニューヨークJFK空港にもJALのVIPルームがあった件 & VIPと上級会員の取り扱いの差がありすぎる件

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皆さん、こんにちは!

日系のエアラインを利用すると、良く「特別扱い」を受けている一般人を見かけますよね~。

日系の場合、上場会社の社長か、超有名人が受けれるサービスなんですが、出国審査も手荷物検査の時も地上スタッフがアテンドしているやつです。かっこいい人の場合は有名人、パッとしない普通のオジサンにJALの地上スタッフがアテンドしている場合は上場企業の社長でしょう。

本当のVIPである人達(政治家等の公人)は、別格の貴賓室扱いで、タラップまで車で横付け的な扱いですから、地上スタッフが同行して一般の我々と同じルートで移動している人たちは「一般人」です。

JFK第1ターミナルにもJAL用VIPラウンジがあった

さて、本題ですが、日本の成田や羽田にはそういった一般人VIP用のVIPルームがあることは知ってましたが、外国の空港ではどうしているんだろうか?と常々、興味を持っていました。

今回、たまたまチェックインのときに、フィラデルフィアで一度お会いしたNY在住の某有名一般人と話す機会があって、聞いてしまいました。

JALの場合、国内のラウンジ設備は素晴らしく、アメリカでもアメリカン航空の設備を利用できる時はいいのですが、JFKのように、ヨーロッパ系航空会社のラウンジしか利用できないときには、設備がかなりイマイチです。

こんなショボいラウンジに有名人を待たせるわけにはいかないよな~と思っていましたが、実は、そのショボいラウンジの端っこの一見倉庫の入り口に見えるドアの先にプライベートルームがあったんですね。

そもそも、JALの上級会員向けグラウンドサービスは混みすぎていて、上級会員には不評

JALに乗る場合、事前に、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミーのラインに並ばされます。

しかし、VIPは、この列に並ぶ必要がないか、或は横入りできます。下の写真で、並んでいる客とは別に、カウンターの向こう側にいる客が確認できると思います。

VIPとは直接関係ないですが、写真手前のラインは、ファーストクラスなんですが、JALの場合、このファーストクラスのラインに並べる権利を持つ人がものすごく多い!

下の写真を見ると、私を含め、明らかにファーストクラス客以外の人が多く並んでます。私の後ろにも同じぐらいの数の人達がならんでしました。

無理もないですが、アメリカ人のファーストクラス利用者がカウンターが「これって本当にファーストクラスのライン?」と聞いている姿をよく見ます。

JALグローバルクラブの会員の人までファーストクラスのラインに並べるようにしているからこうなっちゃうんですよね。

なお、ビジネスクラスの方も、JALカードを持っている人まで対象にしているから、長蛇の列。

同じことは、ファーストクラスラウンジにも言えます。

成田の第2ターミナルには、本館側に2つのファーストクラスラウンジがあります。しかし、これがいつ行っても激混みなんですよね。

その理由の1つ目が、実際のファーストクラス利用客だけでなく、上級会員にも開放していること。

2つ目が、ラウンジを利用できる上級会員のレベルが低いことです。

アメリカンの場合は、ラウンジ自体、ビジネスクラスやファーストクラスを利用しない限り、原則、単に上級会員というだけでは利用できません。別にラウンジの会員にならなければなりません。ラウンジ会員になるには450ドル程度かかります。

したがって、いつ行っても余裕があります。

要するに、JALの場合、VIPの特別扱いに対して、通常の客に対しては、ファーストクラスやビジネスクラスのお客に対してもかなり雑な扱いであるということができると思います。

日系エアラインの一般人VIP待遇は差別?

冒頭で説明した一般人VIP待遇ですが、アメリカ系の航空会社では、そういうのは見かけません。

有名人でも普通の人と一緒に並んでいるのを良く見かけます。先日、キアヌリーブスが私の後ろに普通に並んでました。

同じ料金払っている一般客が、社会的地位により区別されるのは、フェアといえない「差別」だからなんだと思います。

以前、ANAだったと思いますが、チェックインのために並んでいると、奥からANA幹部と思われる男性が、揉み手をしながら、「~様、いつもお世話になっています~」等といいながら、「どうぞ、こちらへ~」といって、別のカウンターに案内して手続きをしていたのを見かけました。

はっきり言って、これって、じお金をはらっているのに、差別だろ~と思いました。

そういえば、日本では黒塗りの「社用車」が重役をお迎えに来たりしますが、アメリカでは政治家などの本当のVIPならいざ知らず、自分の会社のみのVIPを社用車で送り迎えする等の特別扱いって多分ないと思います。

以前このブログにも書きましたが、日本には、このような何とも言えない不思議なおもてなしがいっぱいありますね。

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では、今回はこの辺で!

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