先日、メキシコを訪れた際に気になったのが、通貨の動向でした。メキシコペソは、ドルに対して1.5倍もの価値が上昇しているそうです。まさにドルに対して価値が3分の2になってしまった日本円とは対照的です。この価値の変動を考えると、コロナ禍後の経済状況が反映されているように感じられます。
調べてみると、メキシコの政策金利が11パーセントと高水準で、インフレ率も4パーセントということです。これにより、実質金利はかなりのプラスになっています。アメリカとの関係もあり、メキシコ経済は非常に好調な状態にあるようです。
観光地の一つであるカンクンを訪れて現地の人々を見ていると、まだまだ発展途上の印象を受けます。しかし、メキシコは高い実質金利を保ちながら成長を続けており、将来的には2050年にはGDPで日本を抜いて世界7位になると予測されています。
しかも国民の平均年齢が29歳!
メキシコの経済は、単なる通貨価値の変動だけでなく、国の政策や外部環境の影響も受けています。特にアメリカとの関係は重要であり、米中関係が緊迫度を増す中、メキシコはアメリカとの貿易や投資によって経済成長を支えています。
また、メキシコは観光業も盛んであり、カンクンやリビエラマヤなどの美しいビーチや遺跡が多くの観光客を引きつけています。観光業はメキシコ経済において重要な役割を果たしており、今後さらなる成長が期待されています。
さらに、メキシコは自動車産業や電子機器産業など、さまざまな産業が発展しています。特に自動車産業はアメリカやカナダとの自由貿易協定(USMCA)によって支えられており、メキシコ経済の柱となっています。
このように、メキシコは高い実質金利を保ちながら、多様な産業を発展させて経済成長を続けています。将来的にはさらなる成長が期待される国であり、その発展を見守っていくことが重要ですね!