皆さん、こんにちは!
今年も桜祭りのシーズンが近づいてきましたね!
今回は、アメリカの桜祭りについて書きます。
アメリカの桜祭りとは
近年の日本ブームを反映し、アメリカの桜祭りはどこも盛況だけど、日本の桜祭りとはずいぶん様子が違います。
桜を見るお祭りというより、日本文化祭!
ありとあらゆるものが出てきます。それらの中には日本人が逆カルチャーショックを受けるものが多々あります。
少し前までは、当地フィラデルフィアの桜祭りも、日本人が仕切って、略ボランティアベースの運営だったのが、少し前からアメリカ人(日米協会コンサルに委託)が運営するようになってます。アメリカ人が運営するようになると、自然と利益ベースになります。
最近は入場料が昨年の数倍の10ドルになった。入場者は数万人規模。今年はさらに値上がりすることでしょう。ブルックリン植物園で行われるブルックリン桜祭りはもっと高いですが、それでも人がごった返します。
日本人はボランティアで参加、しかし、主催者は大儲け?
毎年相変わらず日本人はボランティア精神で参加し、いろいろなアトラクションを運営していますが、利益を受けている方々との整合性が微妙になっています。イベントが大きくなるのはいいですが、考えさせられる事態です。
日本ではクールジャパンファンドが1500億円規模等と騒がれ、日本文化の国際振興のためにどこかにその巨額のお金が流れているはずですが、この桜祭りの日本人のところには回ってきてないことは確かです。数万人規模の日本文化イベントを支えているのは相変わらず無償ボランティアの日本人なのに、です。
以前、LAで行われたジャパンエキスポに参加したことがありますが、主催者事務局の人達がみんなフランス人だったのにびっくりしたことがあります。
日本からの金銭援助が海外の日本人に流れてくるようにはできないものでしょうか。本当はこういうイベントの実施主体が日本企業であるべきだと、思うのは私だけでしょうか。
おそらく、日本ではこういうことが海外で起きていること自体認識されてないのでしょう。
折紙体験コーナーを有料にしました。
下は、今年の我々のブースの様子です。
ということで、我々も、数年前から折紙体験コーナーを有料にしました。主催者が10ドル以上もとっているのに、我々日本人だけ自腹を切って無料っていうのは無理ですよね!
それでは、今回はこの辺で!