知財業界における私の夢と希望:日本人発明家の世界進出の夢を叶えたい!

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今日7月1日は『弁理士の日』ということで、「知財業界での夢と希望」という弁理士ブロガー共通テーマで記事を書かせていただきます!

弁理士の日記念ブログ企画2021(企画趣旨は下記リンク参照) https://benrishikoza.com/blog/benrishinohi2021/

特に、コロナ禍との関係で、ということだと思いますので、コロナ禍が私の「知財業界での夢と希望」にどう影響を及ぼしたかについて書きたいと思います。

弁理士がコロナ禍を転機とするかは、その人次第

企画者の内田先生がテーマ設定で仰っているように、2020年に流行った新型コロナ(コロナ禍)はすべての人にとって大きな転機となりうる事象であったことは間違いないでしょう。

まわりを見渡せば、新型コロナをきっかけに明らかに世界は大きく変わり、したがって人々の技術開発やビジネスのありようにも影響があるわけであり、それが我々の仕事にもいずれは影響がしてくることは容易に想像がつきます。

しかし、私の周りの同業者に色々話を聞いていると、我々の業界は、士業の中でもそれほど大きな経済的インパクトはなかったようです。これまでも、弁理士は不景気に影響を受けずらいと言われていましたから、今回のコロナ禍の影響も同じなのだと思います(少なくとも今のところは)。

したがって、コロナ禍で世界が大きく動いたとしても、弁理士の場合、無理やり外部から自分の夢や希望に修正を加えられるということはなく、結局、このコロナを転機とするかは自分自身で決めることなのではないかと私は思います。

実際、コロナ禍を転機とすべきか?

それでは我々弁理士はコロナ禍を経たにも関わらず、まったく変わらなくても良いのでしょうか?

与えられたテーマに「知財業界での」という枕言葉がついているので、顧客のことではなく職業というかキャリア的なことでの「夢と希望」ということだと思いますので、その観点から、2020年のコロナ禍を転機とするべきか?について考えてみることにします。

キャリア上での夢とか希望は、おそらく経験年数や、独立しているか否かでかなり違うと思います。わたしは、経験30年以上、独立して20年、しかもアメリカにまで来ちゃって開業してますから、もしかしたら、経験年数の浅い方の夢や希望をすでに達成しちゃっているかもしれません。

確かに、若い時のように、もっと勉強して実力をつけたいとか、独立開業したいとか、海外で武者修行をしてみたいとか、英語をマスターしたいとか、異性にモテたいとか、色々な人に会ってみたいとか、そういった種類の夢は無いのはたしかです(実現しちゃっているので)。

しかし、だからこそ、本来、弁理士の「夢や希望」というものは、キャリアで一発当ててやる!というようなガツガツした自分のための上昇志向や、単にクライアントに貢献したいといった一般的なことではなく、本質的なものであるべきだと思うわけです。そのように思うのは、ミッドライフというか歳のせいか、最近、自分は本当は何をしたいのか、ということをよく考えているからかもしれません。

その上で2020年に起こったことを自分の知財業界での夢や希望を叶える転機とするべきか、と聞かれれば、すべき、と答えたいと思います。

その理由は、私自身のモットーは、過去の変えられないことにこだわらず、未来の変えることができることにこだわって自分自身が変わり続けることであり、このコロナ禍ほどインパクトのある事象で自分自身を変えられないとしたら一体いつ変えられるのか?と思うからです。したがって、まずは何かを変える!、これ自体が重要だと考えます。

変わるには夢が重要!

そして、変わるのに重要なのが、まさに「夢と希望」、なのだと思います。

私の場合、上記したように、すでに30年のキャリアがあり、しかも日本とアメリカで独立もしているわけで、ある意味若い時に持っていたキャリア志向とかこれから新たなキャリアを築くという意味の夢は叶えているわけですから、そういったことには興味はありません。それでは、私のような老トロが持つ夢というのはどのようなものなのでしょうか?

それは、自分自身のキャリアップではなく、本当の意味で自分が社会に役に立ちたい!ということなのだと思います。残された時間を考え、近年は、単に特許をとるだけではなく、顧客の夢と希望を実際に叶えることができる仕事に集中していきたい、言う思いが年々強くなってきました。

そして、日常的な業務に追われる中で、色々な弁理士ブロガーの方が書いているように、このコロナ禍で個の持つ知財や知財力の重要性が増しているのを見ると、いつやるか?今でしょ!と思うわけです。

知財業界での私の夢と希望

私の夢は、このブログでずっと書いているように、発明で世界に出ようとする人を私の知識と経験でサポートし、実際にその発明品を世界で大ヒットさせることです。すでにいくつかの成功例はありますが、まだまだ少ないのは、海外に出てこようとする日本人発明者は極めて少ないからだと思っています。これを加速させたいと思っています。

私は実際に日本文化である折り紙の商業化に成功した経験があり、また、国際的な輸出入実務の知識もあるし、オンライン及びオフラインのアメリカでの物販の経験も豊富なので、日本の発明者の海外進出を具体的に補助できます。もちろん長年やってますので、英語力もそれなりにあるつもりです。

特許を出願して権利を取ることはもちろん重要ですが、もっと重要なのはそれを実際に生かして、発明者の夢を実現させることです。そして、このブログでいつも書いているように、日本人の発明や文化(これも知財)はユニークであり、大きな可能性が、それこそ大きな希望があります。単に世界に挑戦していないだけです。本来の弁理士業務だけではなく、弁理士観点で国際ビジネスを実際に成功させるお手伝いができる仕事をより多く獲得できるようにしていきたいと思っています。

以上になりますが、纏めると、私は、コロナ禍を契機に、より自分が実現したいことにフォーカスするべきであると思い、実際にそちらに大きく舵を切っています。夢と希望志向で仕事をやっていきたいですね。

それでは!

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