アメリカで日本帰国のための新型コロナ感染症(Covid 19)陰性証明書を取得しました!

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皆さん、こんにちは。

2月15日現在、日本政府は、在留日本人に対し、日本に入国する条件として出国72時間以内の陰性証明の取得義務を課しています。

この陰性証明としては、原則として政府所定のフォーマットで医師のサイン付きのものを提示する必要がありますが、実際には、この陰性証明をどのようにして取得すればよいのかわからず、帰国予定のアメリカ在留邦人の中に心配と混乱が広がっています。

そこで、今回、私は、一般の人がもっとも利用しやすい検査機関として、空港のテストサイトを選び、実際に政府所定フォーマットの陰性証明を取得してきましたのでレポートしたいと思います。

選んだ空港はフィラデルフィア国際空港です。

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空港でテストを供給している会社はRAPID RELIABLE TESTINGという会社で、他の空港や空港以外でもサービスを提供しているようです。

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フィラデルフィア国際空港でのテストサイトの場所はEターミナルの2階で、行くとすぐわかるようになっています。

入り口はしょぼいです(笑)。

入ると受付があり、そこで所定のHIPPAリリースフォームに記入させられるのですが、いずれにしてもインターネット上での登録が必要になります。したがって、登録は家にいる間にやっておいた方がスムーズに進めます。

登録は、以下からになります。

SSNが必要になります。

登録はできますが、検査の予約はできず、直接行けばいいようになってます。

受付後、どのテストをやるか選ぶことになりますが、Rapid Antigen Testは該当しないということでしたので、Standard PCR testを選びました。このスタンダードテストも、結果まで48時間~72時間かかる普通のものと、当日に結果が出る緊急のものが選べます。

違いは、前者がラボに検体を送って検査するのに対して、後者はオンサイトになるということでした。検査の内容には違いがなく、違いは早さと料金だけということでした。料金は普通が129ドル、緊急が249ドルだったと思います。

もう一度来るのも面倒くさいので緊急を選び、待つことにしました。

検査は奥から2つ目の扉の部屋内で鼻に棒を突っ込む方式でした。聞いていたよりもつらくなかったです。

我々が行ったときは、大体午前10時ぐらいでしたが、誰も待っている人はおらず、非常にスムーズでした。検査結果は30分でわかり、必要書類の発行を含めて受付から終了まで1時間かかりませんでした。

証明書の作成も真横で見れました。途中でパスポート番号を聞かれました。証明書は検査結果シートを含めて2部もらえました。不安の軽減とか色々考慮すると費用は100ドルちょっと高いですが、緊急を選んだ方がいいと感じました。

なお、検査を受けた人は2時間の無料駐車券がもらえます。2時間で充分ですね。

さて、問題の陰性証明書ですが、あっさりと記入してもらえました。以下が私の使ったフォームになります。

テストの種類について、該当するのか心配でしたが、空港のスタンダードPCRテストは、RT-PCR Nasal, Mid-Turbinate testで、日本政府の要求するものの1つであるRT-PCRに合致しているようです。なお、いわゆるRapid Testは、日本政府の要求を満たさない抗原検査であるようなので注意が必要です。

更新された証明書について

なお、上記日本入国に必要な陰性証明書ですが、厚生労働省の英語訳がいまいちで、最近、証明書作成日を記載するべきところを、パスポートの発行日が記載されてしまうという事態が発生しているようです。
陰性証明書の一番上に記載されるべき日付ですが、ここがDate of Issueと訳されていることから、パスポートの発行日付が記載されてしまっているようです。
先日、私ではないですが、フィラデルフィア空港で係員とこの日付の解釈について議論になったケースがあり、議論の末、証明書発行日を記載してもらったという事案がありました。その時は証明書発行日を記載してくれたようですが、数日前に証明書を同じフィラデルフィア空港で取得した人の情報によればパスポート発行日が記載されたようです。
この日付はチェックインの時に引っかかり、また、入国時にも指摘されたようです。
なので、アメリカ人に誤解が生じないように、私の方で添付の書式を用意しました。自己責任でお使いください。
あと、番号や日付について誤記が多いので、必ず目を皿のようにしてチェックするようにしてください。

陰性証明書 (6)

以上になります。お役に立つと幸甚です。

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