Green Technology Pilot Program(グリーンテクノロジープログラム)
グリーンテクノロジー関連特許出願を優先的に審査をしてもらえるパイロットプログラムが2009年12月より米国で始まっています。今回、USPTOはこのパイロットプログラムを2011年12月31日まで延長する事を発表しました。
常の審査と比べ格段に早く審査が進められるこのプログラムですが、最初のオフィスアクションが発送されるまでの平均日数は49日間と発表されています。また、2009年12月の開始からこれまでに790件の申請があり、内94件がすでに登録となっています。
ご存知の通り、米国においては早期審査制度もありますが、早期審査の場合、煩雑なサポートドキュメントの提出と$130のペティションオフィシャルフィーが要求されます。これに比べ、グリーンテクノロジープログラムにおいては、通常の出願書類+申請書のみで申請が可能です。
米国においては、昨今の深刻な不況状態を改善するための希望の矛先がグリーンテクノロジーに向けられており、この分野が各種市場に早期に普及し、この分野における雇用の拡充に期待が掛けられています。
本プログラムに興味のある方は、USPTOのウェブ(こちら)をご覧いただくか、弊所までご遠慮なくお知らせください。
Y/M