審査期間・実績に関するニュース

【USPTO】米国特許商標庁(USPTO)が仮実績報告を発表しました

USPTO特許庁長官Kappos氏が仮実績報告書の冒頭で述べるメッセージには、毎年米国の経済状況や社会状況が読み取れる内容が組み込まれていますが、2011年の仮実績報告の冒頭においては、イノベーションが経済に与える影響のみでなく、雇用の拡大に繋がる事にも触れられています。また、ファーストオフィスアクションを待つ状態の特許出願数が、ようやく700,000以下に下がった事や、特許付与数が8,00,000に到達した事にも触れられ、数字的側面でUSPTOがある程度満足のいく実績が上げられたと自負している様子が伺えます。 また、USPTOがアメリカ連邦議会やステークホルダーとの話し合いを基にIPシステムを構築する事にも触れ、産業界と特許庁の協力体制が見え隠れしています。 今回発表された仮実績報告によると、最初のオフィスアクションを受領するまでに要する出願からの期間は、2007年~2010年までは25ヶ月台を保っていましたが、2011年は28ヶ月まで延びました。商標においても、2.9~3.0ヶ月であったものが3.1ヶ月に伸びています。 出願継続の期間に関しては、特許においてはこれまで着実に伸び続け、2010年には35.3ヶ月となっていたものが、33.7ヶ月に短縮されました。また、商標においては、年々順調に短縮される傾向にあり、今年は2010年と同様、10.5ヶ月となっています。 今年の報告は、主にファイナンシャルな方面にフォーカスが当てられており、特許庁の収入源等の情報がたくさん含まれています。 ご興味のある方は、特許庁のサイト(こちら)をご覧ください。 http://www.uspto.gov/about/stratplan/ar/2011/USPTOFY2011PAR.pdf

【米国】USPTOが2010年仮実績報告を発表ました

2010年11月16日付で、米国特許商標庁(USPTO)が2010年度の仮実績報告を発表しました。 報告書の冒頭に特許長官Kappos氏のメッセージでは、イノベーションと経済に対する彼の思い入れが読み取れます。また、その後のレポート各所においても、USPTOがタイムリーな審査とその経済への影響に焦点を置いた対策をしてきた様子が伝わってきます。確かに今年USPTOは、グリーン関連特許に優先的扱いを与えました。このような政策の中に、米国の経済の動きが見受けられます。また、失業率との関係として、USPTOが雇用を生み出すエージェンシーとして貢献しようとしている様子もこの報告書に現れています。 審査に関しての実績としては、残念ながら最初の拒絶が出されるまでの期間、登録までの期間、ともにターゲットには達する事ができなかった模様です。2009年の結果と比べると、最初のオフィスアクションが出されるまでの期間に関しては、0.1ヶ月短縮されましたが、登録までの期間に関しては0.7ヶ月延びてしまっています。、出願件数は2009年と比べて4.7%伸びた509,367件と発表されています 商標に関しては、2009年と比べ最初のアクションを受けるまでの期間は0.3ヶ月延びていますが、登録までの期間が0.7ヶ月短縮されています。 また、USPTOの歳入に関するセクションでは、USPTOが昨年に比べて9.1%歳入を延ばしている数字も発表されています。($2,101.7 million (約1750億円)の歳出 正式な報告は年明けに発表されますが、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

【米国】USPTOは、審査状況の透明化を図るためData Visualization Centerが開設しました。

現在、米国特許商標庁(USPTO)では現在700,000を超える出願が審査待ちの状態にあります。 USPTOは、これを、審査の遅滞が”foregone innovation (過ぎ去った発明)”を生み権利が確立されていないために何十億もの損失がもたらされる事態になるであろう深刻な状況と認識し、 この状況を改善するために、各種政策を実施しようとしています。   この改善策の一環として、USPTOは審査処理状況をダッシュボード形式にビジュアル化したサイトを2010年9月7日付けで発表しています。   このサイトにはこちら(↓)からアクセスできます。非常に見やすいサイトです。ぜひ一度ご覧ください。 http://www.uspto.gov/dashboards/patents/main.dashxm

2009年仮実績報告が米国特許商標庁より発表されています

2009年の仮実績報告によると、特許出願におけるファーストアクションを受領するまでの平均期間は25.8ヶ月、登録までは34.6ヶ月と発表されています。 また、商標出願においては、ファーストアクションを受領するまでの平均期間は2.7ヶ月、登録までは11.2ヶ月です。   出願等の件数は以下の通りです:           2008年   2009年   増減出願        496,886  485,500  -11.386オフィスアクション422,065  469,946  +47,881許可件数     162,872  189,102  +248放棄        205,647  268,767  +63,120件   2009年の経済状況が反映してか、出願件数が減少し、放棄となった出願が大幅に増えています。ファーストアクションまでの期間が減少し、オフィスアクション発行の数が増えていることからは、米国特許庁の審査の迅速化が読み取れます。   正式な数値は、年明けに発表されます。このレポートに興味のある方は、米国特許商標庁のサイト(以下)をご覧ください。http://www.uspto.gov/about/stratplan/ar/2009/2009annualreport.pdf

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