マドリッドプロトコルに基づく商標の国際出願

building.jpg 商標を複数の外国に出願する場合、どのような方法があるでしょうか?商標の保護を求める国々に個別に出願することもできますが、日本が2000年に加盟したマドリッド協定議定書(以下、マドリッドプロトコル、と呼ぶ)という国際条約に基づいて行う、商標の国際登録出願という方法があります。

 企業活動の国際化に伴い、商品が国境を越えて流通する現在では、商標を使用する国々も増え、企業間の国際的権利の摩擦も絶えません。そのような今、各国で商標権を取得する重要性が高まっています。しかし、商品が流通する全ての国に個別に出願すると費用が膨大にかかり、手間もかかります。そこで、このマドリッドプロトコルのシステムを利用すると、各国へ個別に出願するよりも費用と手間はかなり節約できます。


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