米国において新たな会計年度が始まる2013年10月1日、議論になっていた暫定予算が成立せずにとうとう米国政府機関の一部が閉鎖されることとなった。
重要な業務は引き続き運営されるが、それ以外の公共サービスは停止になるとされているものの、何が重要な業務であるのかがはっきりとせず、各所で混乱が起きている。
USPTOの運営に関しては、USPTOのウェブサイトに発表されている通り、今のところは運営が継続されている。サイトでの発表によると、政府機関の一部閉鎖が続く間、USPTOは前年度からの積立金により運営を継続し、運営は積立金が使い切られるまで続けられるとさせると発表されている。10月1日の発表では3週間は継続できると発表されていたが、10月2日の発表では向こう4週間は運営できそうである事が発表されている。
政府一部機関の閉鎖が長期化し、USPTOの積立金が底をついた場合でも、最小限のスタッフにより最小限の運営、つまり新規出願の受付やITのメンテナンス等がなされると発表されている。しかし、新規出願の受付以外の処理に関しては今のところ不明である。
USPTOの運営に関するステータスは、進展があり次第USPTOのウェブ上に更新されると発表されていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。